「ダイビング、生物観察」カテゴリーアーカイブ

久しぶりにザブザブコンディション


6月18日(日)ポイント:伊豆海洋公園
天気:曇り時々雨 気温:23℃ 水温:18~21℃
透明度:10~13m  海況:ややざぶざぶ

久しぶりに北東の風が吹き、肌寒い一日で
エントリー口に波がザブザブ
しかし、ザブザブ程度で、
水中は大きな揺れがなかったので、
意外にも快適でした。

オオモンカエルアンコウを見に行ったのですが
あれ!?いない!と思ったら
いつもとは違い、逆さにいるので、お腹しか見えず
分からなかったのですが
下から見ると、姿を見る事が出来ました。
食事したようで、お腹はパンパン

上から見ると、お腹しか見えず、オオモンカエルアンコウ
上から見ると、お腹しか見えず、オオモンカエルアンコウ
逆さ状態、オオモンカエルアンコウ
逆さ状態、オオモンカエルアンコウ

イロカエルアンコウ幼魚が新たに見つかりました。
また、オレンジ色・・・今シーズンはなぜか?オレンジばかり

New Arrival イロカエルアンコウ幼魚
New Arrival イロカエルアンコウ幼魚

梅雨入り、、、しかし穏やか


※6月9日~12日まで与論島ツアーの為、
お休みさせて頂きます。

6月7日(水)ポイント:伊豆海洋公園
天気:曇り 気温:23℃ 水温:18~19℃
透明度:8~13m  海況:穏やか

今日、梅雨入りが発表されました。
やや肌寒い、曇りの一日でしたが穏やかなコンディション
透明度も横ばい状態で、まずまず

砂地に生物が増え、じっくりと観察出来
何も居ないように見える砂地でも、じっくり探してみると
色々な生物が見つかります。

大きな生物ではカスザメ
砂をかぶり、目だけを出しているので見つかりにくいですが
見つかると、動かないのでゆっくりと観察出来ます。

砂地にカスザメ
砂地にカスザメ

スジコウイカは砂の色に合わせ、隠れていますが
ゆっくり近づくと、足を交互に動かし、後ずさり
まるで歩いているようです。

ゆっくりと歩くスジコウイカ
ゆっくりと歩くスジコウイカ

何もない様に見える砂地
じっくり探していると宝箱
何が出てくるかは、運しだい?

また濁り、、、しかし凪


5月24日(水)ポイント:伊豆海洋公園
天気:雲り 気温:24℃ 水温:16~18℃
透明度:5~15m  海況:穏やか

久々に曇りましたが、過ごし易い一日でした。
穏やかなコンディションで凪
透明度が昨日に比べて、浅場に濁りが入りダウン
しかし、
水深30m付近からは綺麗な水が広がっています。

バルスイバラモエビが近場に出た~ぁ~
と話題になっているので、見てきました。
最近、めっきりと個体数が少なくなり
登場しても遠かったり、深かったりで
目にする機会も少なくなっています。
ピンクの体が綺麗で、甲殻類界のアイドル的存在
人気も高く、見たい、、、ダイバーが多いのも事実

甲殻類界のアイドル・バルスイバラモエビ
甲殻類界のアイドル・バルスイバラモエビ

以前は1の根を動き回り、探していましたが
ここ数日は全く動かず、じっとしておとなしくしている
イロカエルアンコウ、なので、顔面アップで撮ってみた!
頭の上にはエスカも見えています。

顔面ドアップ、イロカエルアンコウ
顔面ドアップ、イロカエルアンコウ

キタマクラの面白いシーンに出会えました。
他のキタマクラに対して大きく膨らんだり、縮んだり
また膨らんだり、その様子が可愛いのですが
他のオスに対しての威嚇行動なのか?

真ん丸キタマクラ
真ん丸キタマクラ

夏?気温上昇、穏やか、透明度良好


5月18日(木)ポイント:伊豆海洋公園
天気:晴れ 気温:21℃ 水温:16~17℃
透明度:10~20m  海況:穏やか

今日も穏やかなコンディションで、気温も上昇、
朝から日差しは強く、もう夏ですね!

若干、浅場の透明度が下がりましたが、水深15m付近より
クリアな水が広がり綺麗です。

今日は水深を少し深めに設定し、店主お気に入りのエリアへ
やや深場を潜ってきました。

以前から見られているオキノスジエビが以前にも増し
大きな群れを作り、一面、エビの絨毯です。

岩を埋め尽くす、オキノスジエビ群れ
岩を埋め尽くす、オキノスジエビ群れ

オキノスジエビを見ていると、岩の奥からホウキハタ登場
大きいのが突然出てくるので、驚いたーーー

ホウキハタ登場!
ホウキハタ登場!

砂地に降りておくと、すぐに目に飛び込んでくるのが
胸鰭を立て、背びれを微妙に動かし、光を当てると
体がキラキラ光る、ホタテエソ

ホタテエソ
ホタテエソ

そして、初めて見た時
はっとするほど、その綺麗さと可愛さに目を奪われた
オキトラギス
浅場には見られないだけに、これは珍しい!と思い
エキジットして図鑑を見ると、稀種
やったーーーと喜んだら

生息している場所に行くと、ここにも、あちらにもと
個体数多いみたいで、、、
他のポイントであれば、稀種であっても
海洋公園では、普通種に近いのかもしれません!?
しかし、綺麗である事には変わらず・・・

砂地にてオキトラギス
砂地にてオキトラギス

タイマイきた~ぁ~大興奮、、、in伊豆海洋公園


5月16日(火)ポイント:伊豆海洋公園
天気:曇り 気温:24℃ 水温:16~17℃
透明度:10~20m  海況:穏やか

さほど日差しはありませんでしたが、風もなく穏やかな一日
コンディションも大変静かで、透明度も安定して良好です。
今日はいつもとは違ったコースを周り、多くの様々な生物が登場
極めつけは、最近話題の、、、
住み着いた? 住み着いたかどうかは、微妙なところですが、
連日目撃されているタイマイの子供甲羅の大きさが約40cm程
ゆっくり正面から泳いできました。
大興奮の顛末は店主日記にて、、、こちらからどうぞ

正面からタイマイ・ニアミス
正面からタイマイ・ニアミス

泳いだ後は巣穴へ

頭隠して尻隠さず・・・
頭隠して尻隠さず・・・

砂地に、モヨウモンガラドウシ
今日の個体は体色が淡く綺麗でした。
いつもは居ても、近づいて行くだけで
すぐに泳ぎ去っていくのですが、今日は動く事なく
じっくりと近くで見る事が出来ました。

モンガラドウシ
モンガラドウシ

クモ?ゴミ?糸クズ? そんな感じで見えるクモガニの仲間
よく見てみないと分らない体形 カニに見えないところが、
擬態って事ですね!

指の先がクモガニの仲間
指の先がクモガニの仲間

何が出てもおかしくない ワクワクするシーズンになってきました。

雨なれど、コンディション良好!


5月13日(土)ポイント:伊豆海洋公園
天気:雨 気温:20℃ 水温:16~17℃
透明度:10~20m  海況:穏やか

朝からしとしと雨、午後には本降りになりましたが
風も無く、大変穏やか、水温上昇、透明度も良好
遠くまで見え、グッドコンディションな一日でした。

潮の流れ、揺れも無いので、少し遠征してブリマチ方面へ
先日、登場したソウシカエルアンコウ
今日も見に行ってみると、少し深場に移動し、居ました。
岩の亀裂の奥にいるので、ストロボの光が当たらず
ちょっと暗いですが、横向き、顔のアップです。
分りにくいので写真から探してみてください。

ソウシカエルアンコウ
ソウシカエルアンコウ

イロカエルアンコウも定位置にて見られました。

イロカエルアンコウ
イロカエルアンコウ

サクラミノウミウシ、ミアミラウミウシ
同じウミウシなのに色、体形が、こんなにも違う!
そんなウミウシの種類も多く見られています。

サクラミノウミウシ PHOTO by Mr.KOBAYASHI
サクラミノウミウシ PHOTO by Mr.KOBAYASHI
ミアミラウミウシ
ミアミラウミウシ

砂地、岩場全域にマクロ、ワイドな生物が多く登場
水温も上がり、水中も盛り上がってきました。

穏やか、通常オープン


5月10日(水)ポイント:伊豆海洋公園
天気:曇り 気温:20℃ 水温:15℃
透明度:8~15m  海況:穏やか

朝からしとしと雨でしたが、すぐに止み、曇り空
午後には日差しも見えました。
東風で波が上がる予報でしたが、非常に穏やかなコンディション
透明度も良好で、水面近くは白っぽいですが
少し水深を落とすと、クリアな水が広がり綺麗です。

ポイント全域にマクロ生物が充実
長い期間観察でき、鉄板なマクロ生物も多く
ハナタツ、オオウミウマ、イロカエルアンコウ、ベニシボリガイなどなど
1の根周りだけでも十分楽しめています。

少し大きくなった?イロカエルアンコウ PHOTO by Mr.FUJIMOTO
少し大きくなった?イロカエルアンコウ PHOTO by Mr.FUJIMOTO

2ダイブ目は2の根をじっくりと廻って来ました。
キンギョハナダイ、サクラダイの群れは元気良く泳ぎ
ウミウシも多く、充実し淡い体色のコモンウミウシが登場
可愛い!と表現したくなる丸い体形と色
一説によれば、女性に人気だそうです。(未確認情報ですが・・・)

コモンウミウシ PHOTO by Mr.FUJIMOTO
コモンウミウシ PHOTO by Mr.FUJIMOTO

透明度が良いのでテンションも上がります。

風波ざばざば、潜水注意


4月27日(木)ポイント:伊豆海洋公園
天気:曇り 気温:17℃ 水温:15℃
透明度:6~8m  海況:潜水注意

北風が吹き、ややざぶついたコンディションで潜水注意でしたが
問題なく、水中に入ってしまえば穏やか
透明度も昨日と変わらず、まずまず

クエ穴に長年住みついているイタチウオ
ほとんど話題にあがる事もなく定番中の定番

なぜならば、長年動くことなく
いつも同じ場所、と言うか同じ位置
滅多に移動しません、動いたとしても数十センチ

長年、同じ場所で見られている魚と言えば
ギンポ類、ギンポは穴に入って身を守るので
動かないのは納得できるけど
イタチウオは手が届くところに全身丸見え無防備
ほとんど動かないで暮しているので、
考えてみれば凄い魚

イタチウオが暮らす穴(洞窟)
クエが住んで居る穴なのでクエ穴と言う名称が
付いている洞窟ですが、最近ではクエが入っている事が稀
なので、名称を変えてイタチウオ穴にしても
良いのかもしれません。

横から手を伸ばして感でピント合わせしたら
ボケ、ボケな写真になりました(汗、汗)

クエ穴の住魚・イタチウオ
クエ穴の住魚・イタチウオ

以前は少し探せば、すぐに見つけられたベニカエルアンコウ
最近ではめっきりと個体数が減り、探すのに苦労する魚に
変わりました。
年々、魚達の住む環境が変化してきている様に感じます。

伊豆の定番人気魚・ベニカエルアンコウ
伊豆の定番人気魚・ベニカエルアンコウ

今日はオオウミウマが良い位置にいました。
バックは青く、黄色の体色に栄えます。

オオウミウマ
オオウミウマ

本格的春濁り


4月23日(日)ポイント:伊豆海洋公園
天気:晴れ 気温:18℃ 水温:15℃
透明度:3m  海況:風波あり

弱い風が吹き込み、ざわついたコンディションで
透明度が極端に下がり、かなり濁りが入りました。
濁りの為、日差しはあるものの水中は暗く、
水深を落とすとプチナイトダイビングです。

比較的低水温に強いと言われているオオモンカエルアンコウ
少しづつ移動はしているものの、長く観察出来ています。

移動していますが、長く観察出来ているオオモンカエルアンコウ
移動していますが、長く観察出来ているオオモンカエルアンコウ

イイジマフクロウ二をホストとするゼブラガ二
ゼブラの名前通り、縞模様
自分の居場所を確保するため、ウニのトゲをハサミで
刈り取っています。

ゼブラガ二
ゼブラガ二

伊豆海洋公園、穏やかなコンディション、、、


4月21日(金)ポイント:伊豆海洋公園
天気:曇り 気温:18℃ 水温:15℃
透明度:5~10m  海況:穏やか

朝は曇ってはいましたが、午後には薄日が差し込み
波のない、大変穏やかなコンディション
透明度は良くなったり、悪くなったりで
日替わりの状態
今日は濁りが入り浅場は5m程度
水深15m付近から良くなり、10m程度ではありますが
春濁りのシーズンにしては、まずまず

数年前まで1の根にはサクラダイはいなかったのですが
生活環境が変わり、住み易い環境になったのか
年々、個体数が増え、今ではサクラダイの幼魚達が
群れを作っています。
生まれた時は、みんなメス、その中で強い個体がオスに性転換
1の根周りで、メス、オス、性転換途中の個体まで
見られる様になりました。

サクラダイ♀
サクラダイ♀

姿を消したと思ったら、移動し登場、イロカエルアンコウ
長く観察できています。

少し大きくなった?イロカエルアンコウ
少し大きくなった?イロカエルアンコウ

他にも小さなイロカエルアンコウが観察出来
ハナタツも安定して観察出来ています。

1の根周りにウミウシも目立ってきました。
今日、見られたのはコガネミノウミウシ
体長1cm程の個体ですが、かなり綺麗

コガネミノウミウシ
コガネミノウミウシ

個体数の多いサラサウミウシですが
アップで見てみると、こちらも綺麗です。

サラサウミウシ正面顔
サラサウミウシ正面顔

砂地にはカスザメ、ホシエイも見る事が出来ました。

透明度が悪いだけに、目は近場ばかりを見ているので
今まで気付かなかったマクロの生物が
目に飛び込んでくるので、それは、それで
楽しいダイビングです。